今回のレビューは
前々から気になっていたコチラの冷凍食品。
『6種の和惣菜』です。
どれもスーパーの惣菜コーナーの定番ではありますが、少量ずついろいろ食べられる、しかも長期保存が可能な冷凍食品なので、食べたい時に食べられることに惹かれました。
「お弁当を彩る」
まさにその通りですね。
こういうものは大人はもちろん、お子さんにも食文化として食べてもらいたいものです。
なんせ6種類ですの原材料名が細かい。
自然解凍が可能。
お弁当系はほとんどそうですが、この手の惣菜系はホカホカに温めるよりも常温が美味しい。
従いまして今回は自然解凍に初挑戦です。
冷凍庫から出して2時間の間、袋を開けずに室内に放置。
袋から出して完成。
それぞれの一品ごとに彩りを合わせたカップもオシャレです。
料理は視覚で楽しむ要素も大きいので、こういった工夫は非常に大切。
レビュースタート!
ひとつずつレビューしていきます。
『さつま揚げと昆布のうま煮』
『五目きんぴら』
『ほうれんそう胡麻あえ』
『ひじき煮』
『小松菜のおひたし』
『切干大根』
どれも美味しいです。
全体的に味付けが微妙に薄め。
とはいえ、何かを足す必要は感じません。
こういったものはついつい濃い目で塩分や糖分を摂り過ぎてしまう傾向にありますが、この味付けならそれほどでもなさそうです。
素材の風味や食感、ダシの深みなどは、冷凍食品なのでさすがに「しっかりしている」とは言えませんが、全体の味に偏りがなく、絶妙なバランスが出ているのは素晴らしいです。
水分が出過ぎたり、反対に足りなかったりすることもなく、ごくごく自然にチマチマ戴けます。
和食、殊に懐石料理とは茶の湯の食事であり、様々な素材をいろいろな調理法で食べることがその特徴のひとつ。
故に和食のコースなどを食べると、前菜や八寸などに提供される細かい品々にまで仕事がしっかり施されているのを感じられるのが楽しみでもある。
日本人の食事スタイルが変わりつつある現代、こういった惣菜への趣も失わずにいたいです。
評価とコスト
【評価】 3.6
【コスト】 151円