今回のレビューは
スーパーの特売コーナーにて発見した冷凍食品。
『とり天 天つゆかけ』のレビューです。
単なる『鶏の天ぷら』ではなく、大分の郷土料理『とり天』です。
「とり天の甘辛仕立て」とありますが、「甘辛仕立てのとり天」と書いた方がしっくりくるような気がします。
余計なお世話ですね。
下に書かれている「過熱水蒸気仕上げ」も気になります。
最近は料理のみならず、ヘアーサロンでも使用されている技術です。
「天つゆかけ」とあります。
ちょっとコレが気になったんですが、大分のとり天は天つゆに浸けて食べるのは一般的ではないような…?
「かつお風味アップ」
コレは天つゆのかつお風味ということでしょうか?
「九州産 若鶏使用」。
国産鶏を使用しているようですね。
しかも九州産というコダワリ。
写真が見づらくてスミマセン。
一応裏面も。
調理前はこんな感じ。
食べやすく、お弁当などにも収めやすいスティック状です。
出来上がり。
ジブジブと天つゆを吸い込んで照りがあって美味しそうです。
いただきまーす
(またも写真がボケちゃってスミマセン)
鶏肉は繊維的なものは感じない、チキンナゲットのような食感。
甘辛仕立てらしく、味がしっかりしています。
衣は天つゆを吸い込んでいるため、ヌルヌルとしています。
美味しいです。
冷凍食品だからというわけではなく、冷めても美味しさが大きく変わることもなさそうなので、おつまみやお弁当のおかずにはピッタリでしょう。
ただ、私は現地大分でとり天を経験したことはないのですが、一応伝わってくる情報としては、甘辛く下味をつけて揚げたものに、酢醤油、ポン酢、かぼすポン酢などにカラシを溶いたものをつけて…なので、
練がらしをつけて食べてみました。
大人の味です。
おつまみにはこの方がアクセントがあっていいですね。
全体的には美味しいですが、大分発祥のとり天としては、ちょっと…エラソーにスミマセン。
ちなみに、大分のとり天。
発祥は昭和初期で、そのスタイルにもいろいろあるようです。
大分が同じかどうかわかりませんが、同じ九州の鹿児島ではさつま揚げを「天ぷら」と称していたり、揚げ物全般のことを天ぷらと言う地域性もあるのかなぁ?と思っていたりもしています。
評価とコスト
【評価】 3.5
【コスト】 170円