今回のレビューは
麺類が続きましたのでご飯モノを。
チキンライスです。
こちらも私世代にとっては母の味のひとつ。
むしろお店で食べることはあまりなかったような気もします。
いろんな会社から発売されていますが、今回は業界大手ニチレイから。
ご飯の”赤”を目立たせるキレイなパッケージです。
「完熟トマト仕立ての」というキャッチフレーズがイイです。
味を染みこませるご飯なので、安価なお米で作るものだと思いますが、こちらは一等米を使用。
お米自体の味があってこその旨味がありますよね。
日本人はそういう微妙な味わいを見分ける能力が高いと言われていますので、これは極めて重要。
ただし…”一等米”はあくまでも見た目だけでの選別基準ではありますが、けっこう厳しい選別なので味にも影響は大きいです。
そしてコレ。
オムライスといえばチキンライスがベース(今はいろいろありますが)でした。
こういう可能性をビジュアルで表記されると購買意欲も高まってしまう。
袋から出して温めるだけです。
袋から出した途端にあの香りが!
そう!フライパンでケチャップが焦げるあの香りです。
楽しみですねぇ。
いただきまーす
グリーンピースととうもろこしが目立ちます。
私はグリーンピースに問題を感じませんが、苦手な方も多いかと思います。
あえて加えたメーカーさんのコダワリなのかもしれませんね。
とうもろこしは私の母は入れませんでしたね。
「ゴロッとしたチキン入り」
のキャッチフレーズの割にはちょっと残念ですかね。
味はとても良いです。
味のバラつきがなく、具の味わいもしっかりしています。
お米も美味しい。
チキンライス特有の香りも濃厚。
この香りがないとチキンライスをたべてる感じがしません。
総合的には満足ですが、チキンライスなので鶏肉にもうひと頑張り欲しいところです。
*追記
後日残りを旗は立てずに食べました。
すると鶏肉がゴロゴロ。
具が袋の中で偏ってしまっていたのでしょうね。
鶏肉も冷凍物とは思えないほど味、香り、食感ともに良好です。
以下の評価も訂正します。
450g入りですのでまだ半分残っています。
残りにはぜひ旗を立てて盛りつけたいです。
チキンライスは日本発祥の洋食。
大正時代に生まれたチッケンライスがルーツ。
チッケンライスはケチャップを使用せず、フライパンで炒めることもないいわゆる炊き込みご飯。
その後アメリカ文化の流入にともなってケチャップが使われるように。
鶏肉ではなく豚肉などでの”ケチャップライス”という言葉も私達世代なら聞いたこともありますよね。
ちなみに資生堂パーラーでは、炒めはするもののケチャップを使わない白いチキンライスを今でも提供しているようです。
評価とコスト
【評価】 3.5 4.0
【コスト】 300円