れんこんとひき肉揚げ マルハニチロ

さて今回は

特売品で見つけた冷凍食品。
大好きな蓮根をつかったコチラをレビュー。

『れんこんとひき肉揚げ』です。
”「人参」「枝豆」入り”というのがさり気なく惹かれます。
写真にも人参のオレンジや枝豆のグリーンが映えていて良いですね。

れんこんとひき肉揚げ3.jpg

熊本の工場で生産されていることから『くまモン』のイラスト入り。
くまモンがレンコンを持っているのがカワイイです。

うんちく

熊本でレンコンといえば『からし蓮根』ですね。
でもそもそもどーして熊本で蓮根が…?
熊本藩主細川忠利は生来病弱だったが、ある時前任地(小倉藩領)である豊前国耶馬渓羅漢寺の禅僧・玄宅が忠利を見舞った時に、蓮根を食べるよう勧めた。そこで藩の賄方であった平五郎が、加藤清正が熊本城の外堀に非常食として栽培していた蓮根の穴に和辛子粉を混ぜた麦味噌を詰め、麦粉・空豆粉・卵の黄身の衣をつけて菜種油で揚げたものを忠利に献上し、蓮根を輪切りにした断面が細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから門外不出の料理とされていたという伝承もある。
〜wikipedia『辛子蓮根』
ということなんですね。
そして九州は天ぷら文化が根強いように感じています。
辛子蓮根も天ぷらですし、大分の『とり天』もある。
また「天ぷら」の意味が広義になっているようにも思います。
『さつま揚げ』も地元では「天ぷら」と言うとか言わないとか?
諸説ある天ぷらの語源の多くはポルトガル語由来説。
長崎には16世紀には伝来していることから、九州の天ぷら文化が発展しているのでしょうか?

れんこんとひき肉揚げ2.jpg

裏面。
冷凍食品に限らず、揚げ物の電子レンジ調理にラップをかけないのは重要なポイント。

電子レンジ調理開始

れんこんとひき肉揚げ4.jpg

しっかり凍っています。
大人でもひと口でパクッとはいけなほどけっこうなサイズがあります。

れんこんとひき肉揚げ5.jpg

きっちり切り離し、ターンテーブルの端におき調理しました。

完成です。
天つゆが染み込んでいるようですね。

実食

れんこんとひき肉揚げ6.jpg

左上に人参のオレンジが見られます。
食べてみると思った以上に人参や枝豆を感じられます。
そして蓮根のシャキシャキ感がとても良い。
蓮根はどう調理しても、食感に大きな違いが出るものでもありませんが、冷凍食品となるとなんとなく必要以上に柔らかくなっているのでは?という勝手な先入観がありましたが、そんなことはありません。
ひき肉も美味しい。
蓮根の歯ごたえとひき肉の柔らかさと旨味が見事なマリアージュです。
衣も天つゆが染み込んでいて、どちらかと言うと薄味系ではありますが、醤油などを加える必要を感じないくらいの味がついています。
また、”天つゆが染み込んでいる”ということから衣の柔らかさが美味しいというイメージになります。
天ぷらを筆頭に、電子レンジ調理での揚げ物調理には衣のサクサク感の再現性にどーしても限界がありますよね?
なので”天つゆが染み込んでいる”ということを前提にすれば、そこに関するガッカリ感はむしろ美味しさに変わる…そんな気がしています。
全体的にはとっても満足度の高い冷凍食品。
下処理が面倒な蓮根で、後処理が大変な揚げ物、しかも天ぷらを、こんなに手軽に美味しく戴けるのはウレシイ限りです。
お子様のお弁当などにもぜひ使って頂きたいですね。

評価とコスト

【評価】   3.8
【コスト】 159円

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