ちゃんぽん ニッスイ

今回のレビューは

普段はなかなか食べる機会のないコチラの冷凍食品。

『ちゃんぽん』です。

「ちゃんぽん」という言葉自体は「混ぜる」というような意味合いですが、言葉としてのルーツは諸説あり、また料理としての「ちゃんぽん」も、各地でさまざまなものがあります。
とはいえ全国的に「ちゃんぽん」といえば「長崎ちゃんぽん」ですね。
今回のコチラも長崎ちゃんぽんです。

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今回の購入の決め手は「ホタテの旨み」のひと言。
私、ホタテのダシが大好物なのです。

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調理開始

鍋でも電子レンジでも調理は可能ですが、私の環境の場合、どちらかというと鍋での調理の方が簡単で手短かに感じられるので、鍋調理にします。

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スープを割る水の量で味の濃さを調整できるのは、当たり前なんですが結構気づかない、ウレシイ提案です。

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具、スープ、麺に分かれています。

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私は濃い目が好みですので280mlを量って入れます。

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具とスープを投入。
具のパッケージは凍ったままでも開けやすい工夫がされていて、むしろ凍ったままのほうがキレイに取り出せます。
スープは軽くお湯に晒せばすぐに溶けてペースト状になります。

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具とスープを、箸で軽く混ぜながら2分くらい煮込むとグツグツしてきますので、麺を凍ったままで投入。
パッケージの記載通り、2分経つと沸騰して完成。
とても簡単で、失敗するということはまずないでしょう。

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麺の下に沈んでいる具を上に集めてみました。

いただきまーす

美味しい!
久々に食べました。
実は私、リンガーハット(でさえ5年以上振り)以外のちゃんぽん経験は、長崎のグラバー亭のみ。
しかもそれは昭和の時代に一度だけ。
なので、そういう者の評価であることをご了承ください。
豚骨と鶏ガラベースのスープは意外にもクセがない。
ホタテだしの旨みも充分に感じ、それらが合わさることで深みというか複雑味が出ています。
麺はいわゆるちゃんぽん麺ですね。
ちゃんぽん麺は水炊きでそれなりに経験ございます。
イマドキ流行りの極太麺からすればそれほどでもないですが、しっかりした太麺。

うんちく

長崎のちゃんぽん麺には本来「唐あく」というかんすいが使われるのですが、「唐あく」は一応薬品に該当するため、長崎県の製麺所(の中でも極少数)しか製造が許可されておらず、コチラの商品も「姫路工場」での製造ゆえか?「唐あく」は使われていないようです。
そのかわりに「クチナシ色素」で色合いを出しているようですね。
具は12種類
キャベツ
人参
豚肉
イカ
もやし
コーン
キクラゲ
えび
ねぎ
きぬさや
かまぼこ
天ぷら(さつま揚げ)
確認できた12種類だと以上でしょうか?
それぞれ風味も味わい、食感も冷凍食品ならでは素晴らしいクオリティ。
そしてたくさんの具材から出る甘味や旨味が、ちゃんぽん全体の複雑味を生み出しているのでしょうね。
とても気に入りました。
そして

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表記がないアレンジは極力しないつもりですが、今回は特別に黒胡椒と紅しょうがも入れてみました。
それぞれジャストフィットでオススメ冷凍食品です。

評価とコスト

【評価】   3.8
【コスト】 300円

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