今回のレビューは
スーパーにて冷凍食品を物色中に発見しました。
『大盛り1.5倍 日清焼そば スパイシーソース』のレビューです。
冷凍の
パスタ
ラーメン
そば
うどん
はレビューしてきましたが、『焼そば』は初挑戦です。
それにしてもこのパッケージ。
『焼そば』であることよりも『大盛り1.5倍』をアピールしていて、『大盛り1.5倍』という商品か?…とは思いませんけど、なんか面白いですね。
写真を見ればひと目で焼そばであることはわかりますし、その次にアピールしたいのが大盛り1.5倍ということなのでしょう?
『あおさ』付きです。
『あおさ』は、ヒトエグサのことを西日本の方言で表した言葉で、関東などでは『あおのり』と言う方が一般的です。
今日では関東でも『あおさ』という言葉が浸透しています。
冷凍パスタなどと同じ要領…といっても中袋のまま温めるだけです。
日清おなじみの冷凍食品パッケージです。
電子レンジ調理完了。
具材が適度に表面に散らばっていて、美味しそうです。
この第一印象を感じられるのも冷凍食品ならではですし、そこを大切にする意味もあっての「こちらの面を上にして」なのでしょうね。
一部ソースが固まっているようにも見えますので、しっかりと混ぜます。
『あおさ』です。
食品パッケージに食欲を減退させる色であるブルーを使うのは、ひと昔前まではタブーでしたが、今ではあまり気にされていないようですね。
ちなみにそのタブーを破ったのは『ポカリスエット』だとも言われています。
本当はもっと散らしてかけたかったんですが、ドバっと出てしまいました。
完成です。
いただきまーす
美味しい!
鉄板で焼く、屋台の焼きそばというよりも、カップ焼そばというイメージでしょうか?
しかし、一旦ほぼ完全に乾燥状態にしたカップ焼そばよりも、冷凍食品の方が麺も具材もしっとりとしているというか、お湯でふやかした不自然さが全く無いという方がわかりやすいでしょうか?
そのせいか、具材の風味もそれぞれしっかりとしている様子。
ボリュームも310gとあってガッツリと食べられます。
カップ焼そばは、ソースの混ぜ具合や湯切りの精度によって完成度が変わってしまいますよね。
その点、メーカーの求めた完成度を、ほぼそのまま再現できるのが冷凍食品であるメリットでしょう。
そして何より調理がカンタン過ぎます。
『焼そば』は昨今では富士宮などのご当地焼そばがB級グルメとして話題をさらっていますが、ソース焼そば自体は昭和初期には浅草で売られていたという記録があり、ソース焼そばのことを『浅草焼そば』と呼んでいたこともあったようです。
昭和40年代後半にはカップラーメンに続いてカップ焼そばも発売されましたが、意外?にも日清が初ではなく、あのペヤングよりも若干ではありますが後発。
しかし『日清焼そばU.F.O.』が発売されると、ピンク・レディーのCM効果などもあり、一気にシェアの半分以上を占有。
地域的な差はあるにせよ、現在まで『日清焼そばU.F.O.』が全国的にはトップシェアを維持し続けています。
評価とコスト
【評価】 3.7
【コスト】 162円