今回のレビューは
スーパーで見つけましたコチラ
『焼ビーフン』です。
”ビーフンと言えばケンミン、ケンミンと言えばビーフン”
なイメージの強いケンミン食品の商品です。
ケンミン食品は神戸に本社を置くメーカーで、日本のビーフン市場の実に9割のシェアを持っているそうです。
宮川大助・花子や岸部一徳などが出演していた不気味な?シュールな?TVCMのおかげでしょうか?
「ケンミンの焼ビーフン」…耳に強烈に残っております。
裏面です。
中袋のまま電子レンジ調理するだけでも良いのですが、その後にフライパンで炒めると「さらに美味しく」なるようなのです。
ただ、ビーフンとか素麺とかをフライパンで炒めると、麺がフライパンにくっついて大失敗してしまうこともありますよね?
なので今回はとりあえず電子レンジ調理のみで食べてみようと思います。
中袋の状態です。
冷凍パスタなどによくあるパターンではありますが、ちょっと違うのは中袋がタイトなこと。
完全ではないものの真空パックのような状態。
加熱して食材自体が膨らむということはないでしょうし、”蒸気の出口”もあると書かれていますが、冷凍パスタのブカブカな状態に慣れていると、一抹の不安がないわけではありません。
やはり電子レンジの中ではパンパンに膨らみましたが、写真中央にもみえるように蒸気の出口がしっかり作用して、電子レンジから出すとすぐに萎みました。
いただきまーす
袋から出してみて気づいたのですが、”ほぼ真空状態”にしていたのは加熱ムラを防ぐためだったのでしょうか?
ビーフンは一本一本が細いので、厚みを均一にすることが大切なんじゃないのかなぁ?…と。
そして中央部分は比較的白っぽくなっていて、外周にタレが染み込んだような色合いが見られます。
その理由は素人の私には予想できませんが、コレもなんらかの工夫のひとつなのか?
よ~く混ぜていただきます。
とっても美味しい!
油分が少なく、とてもヘルシーに感じられます。
タレの味わいも良好。
自身でビーフンを調理したことはなく、お店でビーフンを注文して食べたこともないので、ビーフンの基本形というものを知らないのですが、最大手のビーフンメーカーが作るものなのでしょうから、コレこそが日本におけるビーフンのベーシックスタイルなのでしょう。
*食べかけの写真でスミマセン
具材の食感も良好。
きゃべつ、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、豚肉、きくらげ…がしっかり主張しています。
野菜炒めを食べてるような感じですね。
たしかにフライパンで油と絡めるように炒めると、さらに美味しくなるのもわかるような気がしますが、そのままでもボソボソ過ぎるわけでもありませんし、何よりもヘルシーさがウレシイので、私はこのままでも充分な気もします。
ソースはオイスターソースの風味が良く、バランスも絶妙。
素材の味を消すことなく、底力的に味に深みを増していますね。
ボリュームもちょうどいい。
そもそもビーフンは主食なのかおかずなのか?…は、”お好み定食論争”のように地域やご家庭ごとに異なるのでしょうが、その微妙な立ち位置こそが私としてはおつまみに最適なんじゃないの?などと感じました。
ビーフンとは?
中国福建省が発祥の米粉麺で、漢字表記では「米粉」。
日本語的な音読みをすると「ベイフン」ですが、それが中国語発音になると「ビーフェン」となり、日本では「ビーフン」となったようです。
ちなみに中国では小麦で作られたものが「麺」で、ビーフンは米粉なので「粉」となる。
日本ではケンミン食品がビーフン専門メーカーとして広めたようで、そのせいか本社のある関西地域では浸透度はかなり深い。
日本では素麺などと同じような極細ものがほとんどですが、うどんのように極太のものやシート状のものまであるようです。
食べ方もさまざまで、炒めるものやスープに入れるものが主流だそうです。
評価とコスト
評価 3.8
コスト 167円